日本酒がいつの日からか好きになっていました。
好き、といっても、体質的に量を飲むことはできないので、日々晩酌をするような習慣は未だにないのですが、だからこそ逆に、煽るように飲むような種類のお酒よりは、美味しいアテと一緒にちびちびと少量をゆっくりと味わって飲める日本酒が、自分の性に合っている気がしています。
日本酒のいいところは「地」がわかることだとおもいます。日本各地の蔵元でつくられたもの、つまり、日本のどの土地のどの米をどのように、という、地産地消を楽しめる。つまり、その土地に思いをよせることができることだと思います。
私はルーツが新潟と山形なので、やはり、その2つの県の蔵元を中心に探してしまいます。セレクトショップや酒屋によっては、次はこれにしようかな、と眺めています。出身だけでなく、特定の場所のファンにもなれますし、いい出会いを楽しめるといったところでしょうか。
さて、先日、お世話になっている方から日本酒のセットをいただきました。宮城は気仙沼の蔵元の地酒です。
美しい色のついた瓶ごとに、使用されている米の銘柄が違うという豪華な飲み比べできる3本。
自分は、山形生まれなので、やっぱり同じ東北の酒というだけでもなんだか勝手に愛着を感じてしまいます。それも日本酒の楽しいところです。もっとも、口にするのはもっと楽しみです。
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